走塁が分けた試合

私の知るベイスターズファンの人って、チームを本当に愛しているし応援もしているけど、聞かれるまでベイファンって言わないし、しかもチームを信用してないっていうか(笑)

先日16日のDeNA戦の甲子園のあと、ある業界で活躍されている方とお話させてもらう機会があったんですが、ベイファンとのことなので、
「今年のCSは面白くなりますね」と言ったんです。まだ出場は決まってなかったけどおべんちゃらでもなんでもなく。
そしたらその方、
「ベイスターズの弱さを見くびっちゃいけませんよ!!まだわかりませんよ!!(強め)」
・・・・・(^◇^;;
あぁ、この方までも私の知るベイファンの例に漏れず…(笑)
見くびっちゃいけないときたか…

9月19日。初めてのCS進出を決め、さすがに喜んでおられるだろうなぁ。
おめでとうございます!

〈9/19 阪神 4-1 巨人 (甲子園)〉
:岩貞
:マテオ
:高木

二死で迎えた第一打席。
高山に投じた高木の初球。

甘ぁーーーい!

高山、先制のバックスクリーンへのホームラン!!

今や高山は、打つ瞬間、のもうひとつ前で、ピッチャーを後悔させるバッターだ。
失投はひとつとして許されない。私は今高山が怖くてたまらない(笑)

今季、甲子園では一度も巨人に勝てなくて、「伝統の一戦」なんて虚しくなって、雨が降って…そんなときだったから、高山のホームランは、まずひとつ、胸をスカッとさせる一発だった。

2回裏。
一死、1,2塁から、板山がセカンド頭上を越すセンターへのヒット。
微妙な打球に二走ゴメちゃんが、一旦二塁へ戻りかけたのでいいスタートではなかったのだけど、高代コーチは腕を回していた。
ゴメちゃんは、高代コーチの腕の早さに引っ張られるように、ホームへ激走。セーフ!
高代コーチの超ファインプレーだった。
ただし、そのファインプレーについていけなかったのが、一走の原口だった。3塁狙わず2塁で止まってしまった。
原口よ、高代コーチを見くびっちゃいけない。超人だ。油断するな。

走塁で得点できる、それはマウンドの高木は身をもって知ったはずだったのに、3回表には、自身の走塁で痛いミスをしてしまう。
長野のライト線で、2,3塁間でスタート切らずウロウロ。ボールを見失っていたということだけど、二死からのこの走塁ミスはあまりにもまずい。そう、タイガースにはあまりにもおいしかった。

しかし、ミスをあまり笑っていられない事情もタイガースにはあり…
そもそも高木がなんで2塁にいたかって、「レフトフライ」を「2ベース」にしてしまった、板山のミスだった。
風が頭になかったか、待っていたはずのボールが頭上を越えていった。
ホームでこれは言い訳できない。

ベンチに戻った板山に、声をかけた選手がいた。
狩野だった。
身振り手振りで、今の守備について指摘をしてアドバイスをくれているようだった。
レフトの守備のことで言うなら適任だ。
いい光景だった。

それにしてもね、コーチよりうるさいおっさんらがえらい増えたもんだ(笑)
この日の試合開始、守備位置に就く直前も、福留コーチwによる、センター高山、レフト板山と3人でミーティング実施。
そして、このうるさめのおっさんらは、言うだけのことはやるおっさんらだから敵わない(笑)
世代交代?
そんなつもりは全くないのだろうけど、とにかくいい感じ。
おっさんらに負けじと(?)、高山、板山、北條は、ナイスバッティング!

はっ、危ない!
岩貞のナイスピッチがあったからこそ!忘れるところだった!あまりにテンポよくて試合早かったから!(笑)
規定投球回達成は自信になる。

[今日のゴメちゃん]

2回の走塁は、必死だった。
足が速いとか遅いとか関係ないな。
ホームでのセーフにはちょっと出そうやったやんかw

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