福留!ウル虎サイクルヒット達成!

〈7/30 阪神 8-2 中日 (甲子園)〉
:メッセンジャー
:吉見

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隙間なく埋まった満員の甲子園。歓声と興奮の渦。360度、手の届く限りのすべての人たちと応援バットを叩き合った。熱気と汗でみんな顔がピカピカに光ってた。手の震えと心臓のドキドキがいつまでも止まらなかった。
福留、サイクル安打達成。

2回裏のライトへのソロホームランから福留には驚かされた。
入場前から感じてた風。旗はちぎれて飛んでいくんじゃないかって思うほどの強い浜風。
今日は、左バッターは全員ダメだ…決して私得意のネガティブだけではなくて、認識として持っておいたほうがいい事実として、そして、右バッターへは期待を込めて、そう思ってた。
それが、「打った瞬間」から「入った」と思ってライト方向への打球を見つめることになるなんて想定外過ぎて、もう「すごい」しか…。
前夜、打てない虎に戻ったかのような敗戦してたから、先制点となったこのホームランでどれだけ勇気づけられたか。

そして4回にシングルヒット、5回に3ベース。
この3ベースでは、福留は肩で息をしてしゃがみこんだ。39歳だもんな…
スタンドでは、おとうさんたち、この姿にまた勇気づけられる…の巻(笑)
と同時に、「サイクル」の言葉が飛び交った。
リーチだ。

早くも6回に福留の打席が回ってきた。
大歓声で迎えた。
満塁だけど、欲しいのはホームランなんかじゃない!二塁打だ!(笑)
でも実際この場面に遭遇して、どうやったらそんな都合よく二塁打なんて出るんだって…考えたらめっちゃ難しいことでもあり、運にもかなり左右される記録であるってことをここへ来て痛感。

まず、山井からヒットを打たなければならない。
その2球目。

弾き返した打球はこっち、レフトの方向へ飛んできた!
レフトの工藤は経験の浅い選手ではない。
それが、なぜか一歩前へ出てしまったために、バンザイして頭上を越されることに。
なんでかはわからない。
ただ、あとひと伸び!って打球が伸びてきたように見えた。
前の打席で3塁までよく走ったと、野球の神様からのご褒美なんだろうか。
真摯に野球に向き合い、妥協許さぬ努力を、見ていてくれたんだろうか。
こないだサイクルヒットを達成したばかりの、センターの大島も拍手してた。

福留、おめでとう!

そして、福留のこの「二塁打」は走者一掃され3点。
実は、とても大きな3点だった。
ドリスが右肩痛でいないゲームだったと後で知った。

先発のメッセは、7回表、継投に入ろうとするコーチと監督にマウンド上で首を振り、「俺が投げる」と志願。
でも直後、満塁にしてビシエドまで回しているから、本当にどうなるかヒヤヒヤだった。

今季最多投球となった中、メッセらしい責任感だとは思う。後に託すピッチャーより、自分が一番抑えられる、そういう自信もあるんだろう。ドリスがいないとなればせめて7回は投げ切って貢献したい。そんなメッセが大好きだ。
けれど、金本監督はもう「同僚」じゃない。
この日のゲームの勝利と、長いシーズンを戦うことと、メッセのためもちろんチームのためを考えての継投で、今はあなたのボスなのだ。
肩を作った選手が乗ったリリーフカーまで出かけてた状況で、この主張が認められることに、素直に賛同はできなかった。
ただね、ほんと、メッセ、痛い目いっぱいあってるからな。。。
ベンチもメッセの信頼を得られるように努力しなきゃな。

満塁でビシエド、152キロのストレート!
空振り三振!
これはしびれた!!

そして高山!
甲子園プロ初ホームラン!おめでとう!福留と同じくライトへのホームラン。
同じ左バッターで、外野手で、ルーキーイヤーで本当にいい「先生」に出会った。

そしてもう一人、「初」の人が!
サンテレビ橋本航介アナ!甲子園でのヒーローインタビュー初担当!
よりによってサイクルヒット達成の日に、「コースケ」さんに「コースケ」さんが!(笑)

あかん、こっちまで緊張してまう。聞いてるだけなのに喉カラカラになった!(笑)

みんなみんな、忘れられない、いい一日になった。

(オマケ)

3

LINEスタンプ作者から、「祝優勝」スタンプを改ざんしたものが送られてきました(笑)

[今日のゴメちゃん]

ゴメちゃんの代わりか…メッセがマルチ打っといた!

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