3月10日(日)午後8時~ 日本一シェフの挑戦に密着!

「芦屋にすごいシェフがいる!」

東京でも大阪でもなく芦屋に根差して世界でも活躍するシェフがいるという情報を得て、2年前に取材をさせていただいたのがきっかけでした。

芦屋市のほとりにたたずむフランス料理店 メゾン・ド・タカ芦屋 髙山英紀シェフ(41)

【左:髙山シェフ 右:師匠のレジス・マルコンシェフ】

髙山英紀(たかやま・ひでき)シェフは、東京の有名店「シェ・イノ」で8年間、料理の基礎を学び、2004年に本場フランスへ。三つ星レストラン「レジス・エ・ジャック マルコン」など、星付きのレストランを渡り歩いたシェフです。取材のお願いをするため、プライベートで初めて訪れた時、料理でこれほど感動するものかと驚嘆。まず、見て楽しい、そしておいしい。自然と笑顔があふれる素敵な料理でした。3枚は提供いただいた写真です。


【レストランでの一品目】


【フォアグラのポワレ、とうもろこしのショウフロワとガレット添え】


【ふぐのデクリネゾン】

帰国後、フランスの二つ星レストラン「ジル」の姉妹店、「メゾン・ド・タカド・ジル芦屋」の立ち上げに携わり料理長に。2015年のボキューズ・ドール世界5位(魚料理特別賞)入賞をきっかけに、翌年、「メゾン・ド・タカ芦屋」としてリニューアルオープンしました。

ボキューズ・ドールとは、1987年にポール・ボキューズ(フランス料理界の巨匠)によって創設された国際料理コンクールです。フランス・リヨンで2年に1度開催され、料理界のオリンピック、美食のワールドカップと称され、北欧諸国は国家予算をつぎこんで臨んでいるほどです。

髙山シェフは2009年に初めて挑戦しましたが、国内大会決勝に進出するも敗退。2度目の挑戦で、日本一、そして、アジアパシフィック大会で優勝し、世界大会で5位に。
https://www.youtube.com/watch?v=Elep4iIRzXE
5時間35分、そして、準備に2時間と、7時間半立ちっぱなしで料理で作り続ける体力的にもハードな大会であることから、40歳を迎え、最後の挑戦と心に決めて再挑戦することになりました。フランスで行われた2019年大会に私も同行し、ドキュメンタリー番組を制作することになりました。

テーマ食材は、フランスの伝統料理 シャルトリューズ(温かい野菜のケーキ)で4種類の貝と野菜を50パーセント以上使用するというルールがあります。もう1つがフランス産の骨付き仔牛肉です。この2品と付け合わせ3品をコミと呼ばれるアシスタントと2人だけで5時間35分以内につくらなければいけません。フランスの伝統料理を日本の独自性を用いて現代風にアレンジすることが求められます。
髙山シェフは、日本の和「折り紙」をモチーフにシャルトリューズを仕上げました。渾身の料理を作り上げるまでの苦悩、髙山シェフの人としての魅力、そして、人とのつながりをドキュメンタリーで描きました。

【番組HP】
http://sun-tv.co.jp/special/happy-cooking
サンテレビ
3月10日(日)午後8時~8時55分
3月24日(日)午後2時~2時55分(再放送)

TOKYOMX
4月13日(土)午後8時~8時55分 2ch
(注意:MXは1チャンネルと2チャンネルのマルチチャンネルで放送は2チャンネル)

ぜひご覧ください!

追伸
髙山シェフは飲み込む力が弱くなった嚥下(えんげ)障害がある人のための食事を研究しています。
「幸せのスープ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00010000-suntvv-l28

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