あなたの家は?避難どうする?

西日本での大雨被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。日に日に被害が拡大していく情報が入り、これからさらに被害の全容が見えてくるのではないかと思います。暑い日が続いていますので、泥かきなど復旧作業をされていらっしゃる方は、熱中症に注意して無理せず作業をなさってください。

6日(金)午後11時ごろ、気象庁は兵庫県にも大雨特別警報を発表しました。0時前のニュースで橋本アナウンサーが一報を伝えた後、午前0時半からは私も特別番組で警戒を呼びかけました。

【写真:兵庫県宍粟市(兵庫県は被災者生活再建支援制法を適用)】

避難指示、避難勧告が出ている地域の方は避難を!しかし、深夜の避難は非常に危険です。避難を開始して、排水路や側溝などに気づかず濁流に流される可能性もあるため、無理な場合は頑丈な高い建物に逃げてくださいと呼びかけました。

避難の心得(水害・河川氾濫編)
一般社団法人 日本気象協会がこのような避難方法を記しています。
https://tokusuru-bosai.jp/refuge/refuge02.html

でも…

避難しようと思ったら外には出られない。周りに高い建物もない。逃げようがないという時はどうしたらいいか?

残念ながらもう手段がないかもしれません。そのような状況になる前に逃げなければいけないのです。今回、被害の大きかった岡山県真備町の浸水域は、ハザードマップと重なっていたことがわかりました。まずは自分の家がどのような被害が想定されているかを確認することがとても大切です。

とても詳しく情報が載っていますのでこちらをご覧ください。

兵庫県CGハザードマップ
http://www.hazardmap.pref.hyogo.jp/
兵庫県のCGハザードマップでは、土砂災害、洪水、ため池、津波、高潮について、どこでどのような被害が出る可能性があるか、地図で確認することができます。

【写真:丹波市】

今回の被害は、広島・岡山・愛媛だけに限りません。非常に広域に被害が出た災害で兵庫県も2人の方が亡くなり、33市町で浸水被害が確認されています。土砂崩れも県内で300カ所以上発生しています。広域災害で問題になるのが、ボランティアが被害の大きなところだけに集中することです。炎天下の中、泥かきはとても大変です。私も2004年の台風23号で実家が被災し、その大変さは十分にわかっています。当時、20代だった男性でも体を壊して寝込んでしまうほどです。

【写真:神戸市灘区】

地方では高齢化が進み、1人暮らしの方も多くいます。丹波市の災害ボランティアセンターに電話をしたところ、週末のボランティアの問い合わせは多いが、まだまだ足りない状況と話していました。特に平日は少なくなります!可能であればぜひボランティアにご協力ください。
0795-77-2359(丹波市災害ボランティアセンター)

西日本豪雨義援金 受け付け HPはこちら

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